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在宅勤務の退屈から始まった副業が月700万円に。SNSのルール変更で主力を売却し、4つの小さなツールで立て直すまで

11 min read2026年5月22日
在宅勤務の退屈から始まった副業が月700万円に。SNSのルール変更で主力を売却し、4つの小さなツールで立て直すまで

ビジネス概要

事業タイプ

App

フェーズ

拡大期

規模感

4つのプロダクトで毎月約700万円($45,000)

概要

小さな便利ツールを複数作り、SNS発信で集客しながら束ねて事業にする。

ターゲット

開発者やChatGPTを日常業務で使う個人・小規模チームの業務担当者

主な打ち手

小さなプロダクトを次々と作り、制作過程をSNSで発信し続けて届け先を増やし、収入源を分散させた。

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月に約700万円規模($45,000)を、たった数本の小さなプロダクトで生み出す。そんな話は、遠い世界の成功談に見えるかもしれない。

けれどTony Dinhがやったのは、「一発逆転」ではなく、作って、出して、反応を見て直し、また作る。その繰り返しだった。退屈だった在宅勤務の時間が、いくつもの収入源を生む起点になる。

ただし順風満帆ではない。SNS側のルールが変わっただけで、柱のひとつが揺れる。そこで彼は、あるプロダクトを手放す決断もしている。

副業で作った小さなアプリが、いくつもの収入源になっていった

Tony Dinhは「一発で大成功する会社」を狙わなかった。小さなプロダクトをいくつも作り、それらを束ねて生活を支える道を選んだ。

ベトナム出身のソフトウェア開発者で、経験は7年ほど。ふだんは会社員として働き、空いた時間にアプリを作っていた。

大きく流れが変わったのは2020年。感染症の流行で在宅勤務になり、毎日が単調になった。SNSをぼんやり眺めて時間をつぶす代わりに、個人でプロダクトを作る人たちのコミュニティをのぞいた。

そこには、作った記録、失敗、学びが並び、ときには売上の画面まで貼られていた。「どれくらい稼げたか」が数字で見える。だからこそ、夢物語ではなく「自分にも届くかもしれない話」に見えた。

Dinhはここから、同じサイクルを何度も繰り返すようになる。自分の困りごとを見つける。まず自分のために作る。作っている途中も発信する。反応があれば、誰でも使える形に整えて売る。これを続けた結果、収入源が少しずつ増えていった。

ただし、順風満帆ではない。あるプロダクトは、依存していたSNS側のルール変更で崩れかけ、大きな決断が必要になった。

ここからは、Dinhが副業から独立へ進み、スクリーンショットアプリXnapperが全体の中でどんな役割を果たしたのかを追っていく。

在宅勤務の退屈が「作る側」に押し出した(2020)

2020年の時点で、Dinhは仕事を通じて幅広い技術を身につけていた。画面の見た目、サーバー側の処理、運用の仕組み、使いやすさの設計まで、幅広く手がけていた。これが後に「少人数でも速く作れる強み」になる。

在宅勤務で人と会う時間が減り、時間が余った。そこで見つけたのが、個人開発者のコミュニティだった。試したこと、失敗、学びが流れ、売上の証拠まで出てくる。うまくいっているかが数字で見えるのが大きかった。

Dinhはすぐに作り始めた。最初はMac用のログ閲覧アプリ。商売としては伸びなかったが、「自分で作って世に出せる」ことは確認できた。次は、初めてお金につながるプロダクトへ進む。

一度バズっても、すぐ静かになる現実にぶつかる

次に作ったのがDevUtils。開発者がよくやる細かい作業をまとめて簡単にするMacアプリだ。小さな面倒を減らし、手を止める回数を減らす狙いだった。

これも出発点は「自分のため」。まわりの反応がよかったので、支払い機能をつけて公開した。掲示板のような場所に投稿すると売れ始めた。

ところが話題が落ち着くと、売上も止まった。

ここでDinhは痛い学びを得る。公開した瞬間に注目されても、それだけでは続かない。プロダクトが良いだけでは足りない。見つけてもらい続ける仕組みが必要だ。

そこでDinhは、広告費を使うより先に「自分から直接届けられる相手」を増やす方向へ動いた。

作っている途中を見せ続けて、見てくれる人を増やした

Dinhは制作の進み具合、学び、更新情報をSNSとニュースレターで出し続けた。積み重なると、発信そのものが資産になる。見ている人が使う人になり、使う人が買う人になっていく。

本人の記録では、会社を辞めて1年の時点でフォロワーが200人から47,000人まで増えた。別の紹介では、さらに後の時点で97,000人とも書かれている。数字は時期で変わるが、重要なのはその姿勢だ。

発信は「ついで」ではなく、仕事の中心に据えられた。

軽いお祝いの仕掛けが、月額課金のサービスに発展した

独立の決め手になったのがBlack Magicだった。始まりは小さな節目だ。SNSのフォロワーが1,000人に届いたとき、記念としてプロフィール画像に「1,000人までの進み具合」を表示する仕掛けを作った。

すると周りが面白がり、「自分もほしい」という声が出た。そこで誰でも使える形に整え、サービスとして公開した。

Black Magicは月額約600円($4)。SNS上での活動を助ける機能をそろえたサービスだった。

公開から3か月ほどで毎月約4.5万円($300)ほどの売上になったとされる。この手応えが「これなら作り続けて食べていけるかもしれない」という自信につながった。本人の記録では2021年8月に退職し、個人の活動に集中し始めた。

独立後、Black Magicは伸びた。2022年8月には毎月約150万円($10,000)に到達したという。別の紹介では2022年10月に毎月約200万円($13,000)まで伸びたとも書かれている。

さらに年に約1,500万円規模($100,000)に届いたころには、口コミやSNSプロフィール経由で自然に人が来る状態になっていたという。新機能の追加は続けつつも、毎日必死に売り込まなくても回る時間が増えていった。

一本足ではなく、いくつかの柱で立つと決めた(2022年8月)

2022年8月の振り返りで、Dinhは独立後1年の成果をまとめている。

  • フォロワーが200人から47,000人へ増えた
  • あるプロダクトが毎月0ドルから10,000ドルになった
  • ニュースレターを19本書いた
  • 利益が出るプロダクトを3つ作った

ポイントは、Black Magicだけに寄りかからなかったことだ。小さくても利益が出るものを複数持ち、まとめて生活を支える形を作っていた。

そして同じ月に、Xnapperも公開する。発信の力とプロダクト作りの勘を、新しい分野へ広げる一手だった。

スクリーンショットにお金を払う人がいると信じて、Xnapperを作った

XnapperはMac用のスクリーンショットアプリだ。撮った画像をSNSに載せやすい見た目に整える。

スクリーンショットは無料で撮れる。それでも「見栄えよく、素早く整えられる」ことに価値を感じる人はいる。Dinhはその需要に目をつけた。

Xnapperは、ただ撮るだけでなく、投稿向けに仕上げるところまでを短時間で終わらせるツールだった。できることは多い。

  • 自分で決めたショートカットキーで起動できる
  • 背景の色合いや画像を変えられる
  • 特定のウィンドウだけを選んで撮れる
  • 矢印、図形、文字、ぼかしを入れられる
  • 過去に撮った画像を一覧で見返せる
  • ファイルやクリップボードから開ける
  • SNS向けのサイズに合わせられる
  • よく使う設定を保存して呼び出せる
  • 画像を軽くして書き出せる
  • 画像の中の文字を端末内で読み取れる

本人の記録では、公開時の売上として「約65万円($4,212)と学び」という数字が挙げられている。ただし、それが何日分の売上かははっきりしない。

2024年1月の時点では、Xnapperは毎月約90万円($6,000)ほどの売上になっていると紹介されている。

Xnapperが大事だったのは、最大の稼ぎ頭になったからではない。「自分の必要から作り、品質を上げ、すでに見てくれる人に届けて伸ばす」というやり方を、もう一度証明したからだ。

ChatGPTの波を見て、5日で出したTyping Mind

Xnapperが日々の小さな面倒を消すツールだとすると、Typing Mindは「新しい波を見たらすぐ形にする」動きだった。

DinhはChatGPTの画面が使いにくいと感じていた。ちょうど、外部からChatGPTを利用できる仕組みが発表された直後だった。ここで「もっと使いやすい画面を作れる」と判断する。

発表から5日後の2023年3月6日には最初の版を出したという。その後、機能を少しずつ足し、料金も月額約1,400円($9)から月額約6,000円($39)へと上げていった。さらに会社向けに、自社用のChatGPT画面を作れる版も用意した。

2024年1月の紹介では、Typing Mindは平均して毎月約450万円($30,000)ほどの売上になっており、ここで挙げた中では最大の収益源になっている。

SNSのルールが変わっただけで、事業が揺れる怖さ

複数のプロダクトを持つ作戦は、ある出来事で本当に試される。

Black MagicはSNSの仕組みに強く依存していた。そのSNS側が外部利用の料金を急に変え、Black Magicの継続が危うくなったと報じられた。

Dinhは大きな決断をする。Black Magicを約1,900万円($128,000)で売却したという。

生活を変えた大切なプロダクトだった。それでも、他社のルール次第で成り立たなくなる危険を抱えていた。売却で危うい収入源を現金化し、ルール変更の影響を減らした。

この出来事は「なぜ一本に頼らないのか」をはっきり見せた。紹介記事では、4つのプロダクトで毎月およそ約700万円($45,000)の売上があるとも書かれている。

小さなツールを束ねて、ひとつの事業にしていった

Dinhのやり方は、大きな会社をひとつ作るというより、便利なツールをいくつも持ち寄って収入を束ねる形に近い。主な数字は次のように語られている。

  • 2021年8月:会社を辞め、個人での活動に集中
  • 2022年8月:Black Magicが毎月10,000ドルに到達
  • 2022年10月:Black Magicが毎月13,000ドルに到達という紹介
  • 2023年3月:Typing Mindの最初の版を短期間で公開
  • 2023年10月:毎月45,000ドル規模という紹介
  • 2024年1月:4つのプロダクトで毎月約700万円($45,000)、Typing Mindが毎月約450万円($30,000)ほど、Xnapperが毎月約90万円($6,000)ほどという紹介
  • 2023年10月ごろ:Black Magicを約1,900万円で売却という報道($128,000)

毎月約700万円($45,000)という数字は複数の紹介で出ており、時期が違ってもだいたい同じ規模感として語られている。

退屈な時間を「制作開始の合図」に変えた

在宅勤務で単調になった時期に、ただ時間をつぶさなかった。新しいコミュニティに入り、学びを吸収し、すぐ手を動かした。退屈を、制作を始めるきっかけにした。

最初に味わった「売上が止まる痛み」が方向を決めた

DevUtilsは一時的に売れても、すぐ止まった。ここで「公開の瞬間だけでは足りない」とわかった。見つけてもらい続ける流れが必要になる。

必要になる前から、届け先を増やしていた

SNSやニュースレターで制作過程を出し続け、公開のたびに届けられる相手を増やした。偶然増えたのではなく、中心の仕事として積み上げた。

何もない状態で飛び込まず、手応えが出てから独立した

Black Magicが公開後3か月で毎月約4.5万円($300)ほどになったことが、独立の引き金になった。完璧を待ちすぎず、ただしゼロのまま勝負もしなかった。

逃げ道があるから、危機でも立て直せる

Black Magicが危うくなったときも、他のプロダクトがあり、売却という選択も取れた。一本足ではない設計が効いた。

速く動くが、一か所に縛られすぎない

Typing Mindを短期間で出したスピードは武器だった。一方でBlack Magicの件は、他社のルールに依存しすぎる怖さも教えた。新しい流れには乗るが、縛られない形を探す必要がある。

Xnapperが証明したのは「小さくても事業になる」という事実

Xnapperは「スクリーンショットのアプリ」と言われがちだが、Dinhの歩みの中ではもっと大きな意味を持つ。

小さくても丁寧に作られた便利ツールは、見てくれる人に届ける力と組み合わさることで、十分に事業になる。2024年には毎月約90万円($6,000)ほどと紹介されている。Typing Mindの毎月約450万円($30,000)ほどに比べれば小さいが、単体でも十分な規模だ。何より、複数の収入源のひとつとして積み上がる。

自分の困りごとから作る。作る過程を公開する。反応を見て直す。ひとつに賭けず、いくつも育てる。外の環境が変われば、売る、作り直す、別の柱を伸ばす。

その積み重ねが、副業の個人開発を、毎月何万ドルも動く事業へ変えていった。


ストーリーの流れ

Tony Dinh

ベトナム出身のソフトウェア開発者で、約7年の経験を持ち、当初は会社員として働きながら空き時間に個人でアプリを開発していた。2020年の在宅勤務で生活が単調になったことをきっかけに個人開発者コミュニティに触れ、作って公開し反応を見て改善するサイクルを繰り返した。Black Magicの手応えを受けて2021年8月に退職して独立し、複数の小さなプロダクトを収益源として積み上げた。

Origin

Tony Dinhはベトナム出身のソフトウェア開発者で、会社員をしながら空き時間にアプリを作っていた。

  • 経験は7年ほどとされる。
Origin

Tony Dinhは一発で大成功する会社ではなく、小さなプロダクトを束ねて生活を支える道を選んだ。

  • 自分の困りごとを見つけてまず自分のために作り、発信し、反応があれば売るサイクルを繰り返した。
Insight

2020年に在宅勤務の単調さをきっかけに個人開発者コミュニティをのぞき、売上の証拠が見えることで現実味を感じた。

  • 作った記録や失敗や学びが並び、ときには売上の画面まで貼られていた。
Action

最初にMac用のログ閲覧アプリを作って公開し、伸びはしなくても世に出せることを確認した。

  • 次に初めてお金につながるプロダクトへ進んだ。
Problem

DevUtilsは投稿で売れ始めても話題が落ち着くと売上が止まり、バズだけでは続かない現実にぶつかった。

  • プロダクトが良いだけでは足りず、見つけてもらい続ける仕組みが必要だと学んだ。
Action

広告費をかける前にSNSとニュースレターで制作過程と更新を発信し、直接届けられる顧客を増やした。

フォロワーが200人から47,000人まで増えたフォロワー増加
  • 発信そのものが資産になり、見ている人が使う人になり、使う人が買う人になっていった。
  • 発信はついでではなく仕事の中心に据えられた。
Monetize

フォロワー1,000人到達の記念に作った仕掛けをサービス化し、Black Magicを月額約600円($4)で公開した。

月額約600円($4)価格
  • 周りから「自分もほしい」という声が出て、誰でも使える形に整えた。
  • SNS上での活動を助ける機能をそろえたサービスだった。
Growth

Black Magicは公開から3か月ほどで毎月約4.5万円($300)ほどの売上になったとされる。

毎月約4.5万円($300)公開3か月の月次売上
  • この手応えが作り続けて食べていけるかもしれないという自信につながった。
Action

本人の記録では2021年8月に退職し、個人の活動に集中し始めた。

2021年8月退職
  • 何もない状態で飛び込まず、ゼロのまま勝負もしなかったと整理されている。
Growth

独立後にBlack Magicは伸び、2022年8月には毎月約150万円($10,000)に到達したという。

毎月約150万円($10,000)月次売上
  • 別の紹介では2022年10月に毎月約200万円($13,000)まで伸びたとも書かれている。
Scale

年間約1,500万円($100,000)規模に届いたころには、口コミやSNSのプロフィール経由で自然に人が集まる状態になっていたという。

年に約1,500万円規模($100,000)年次規模
  • 新機能の追加は続けつつも毎日必死に売り込まなくても回る時間が増えていった。
Scale

2022年8月の振り返りで、利益が出るプロダクトを3つ作ったとまとめた。

利益が出るプロダクトを3つ作った利益プロダクト数
  • Black Magicだけに寄りかからず、小さくても利益が出るものを複数持って生活を支える形を作っていた。
Action

同じ2022年8月にXnapperを公開し、発信で培った集客力とプロダクト作りの経験を、新しい分野でも活かした。

  • XnapperはMac用のスクリーンショットアプリで、撮った画像をSNSに載せやすい見た目に整える。
  • 無料で撮れるスクリーンショットでも見栄えよく素早く整えられる価値に需要があると見た。
Monetize

2024年1月の時点でXnapperは毎月約90万円($6,000)ほどの売上になっていると紹介されている。

毎月約90万円($6,000)Xnapper月次売上
  • 最大の稼ぎ頭ではなくても、やり方をもう一度証明する役割を果たしたと位置づけられている。
Action

ChatGPTの波を見てTyping Mindを作り、発表から5日後の2023年3月6日に最初の版を出したという。

2023年3月6日Typing Mind初版公開
  • ChatGPTの画面が使いにくいと感じ、外部から利用できる仕組みが発表された直後に判断した。
  • その後に機能を足し、料金も月額約1,400円($9)から月額約6,000円($39)へ上げ、会社向け版も用意した。
Monetize

2024年1月の紹介ではTyping Mindは平均して毎月約450万円($30,000)ほどの売上になっている。

毎月約450万円($30,000)Typing Mind月次売上
  • ここで挙げた中では最大の収益源になっているとされる。
Problem

SNSの外部利用料金が急に変更され、SNSに依存していたBlack Magicの継続が危うくなったと報じられた。

  • 他社のルール次第で成り立たなくなる危険が表面化した。
Monetize

DinhはBlack Magicを約1,900万円($128,000)で売却したという。

約1,900万円($128,000)売却額
  • 売却で危うい収入源を現金化し、ルール変更の影響を減らした。
Scale

紹介記事では4つのプロダクトで毎月約700万円($45,000)の売上があるとも書かれている。

毎月約700万円($45,000)4プロダクト合計月次売上
  • 毎月約700万円($45,000)という数字は複数の紹介で出ており、規模感として語られている。

3層インサイト

Tony Dinhは大きな会社の一発成功ではなく、小さなプロダクトを複数作って収入を束ねる方針を選んだ。
2020年の在宅勤務をきっかけに個人開発者コミュニティを見つけ、作った記録や売上の証拠に触れて個人開発を始めた。
最初にMac用ログ閲覧アプリを作って公開したが、商売としては伸びなかった一方で「作って世に出せる」ことを確認した。
DevUtilsは自分のために作り、反応が良かったため支払い機能を付けて公開し、投稿後に売れ始めたが、話題が落ち着くと売上が止まった。
売上が止まった経験から、公開時の注目だけでは継続せず、見つけてもらい続ける仕組みが必要だと判断し、広告費より先に直接届けられる相手を増やす方向へ動いた。

単発のヒットよりも、複数の小さな収益源を組み合わせる設計は、外部環境変化への耐性を高める。

根拠

-Tony Dinhは大きな会社の一発成功ではなく、小さなプロダクトを複数作って収入を束ねる方針を選んだ。

-Black MagicはSNSの外部利用料金変更により継続が危うくなったと報じられ、DinhはBlack Magicを約1,900万円($128,000)で売却したという。

-紹介記事では4つのプロダクトで毎月およそ約700万円($45,000)の売上があるとも書かれている。

公開直後の注目は一過性になりやすく、継続的に見つけてもらう導線を別途作らないと売上は安定しにくい。

根拠

-DevUtilsは自分のために作り、反応が良かったため支払い機能を付けて公開し、投稿後に売れ始めたが、話題が落ち着くと売上が止まった。

-売上が止まった経験から、公開時の注目だけでは継続せず、見つけてもらい続ける仕組みが必要だと判断し、広告費より先に直接届けられる相手を増やす方向へ動いた。

制作過程を継続的に発信して見込み顧客を蓄積しておくと、新規リリース時の立ち上がりと継続販売の両方を支えやすい。

根拠

-制作の進捗・学び・更新情報をSNSとニュースレターで継続発信し、退職後1年時点でフォロワーが200人から47,000人に増えたという記録がある(別時点で97,000人という紹介もある)。

-2022年8月の振り返りで、ニュースレターを19本書き、利益が出るプロダクトを3つ作ったとまとめ、同月にXnapperを公開した。

自分の不便から作って反応を見て商品化する流れは、需要の検証と改善を同時に進めやすい。

根拠

-DevUtilsは自分のために作り、反応が良かったため支払い機能を付けて公開し、投稿後に売れ始めたが、話題が落ち着くと売上も止まった。

-Black Magicはフォロワー1,000人到達の記念として作った仕掛けを、要望を受けてサービス化し、月額約600円($4)で提供した。

-XnapperはMac用のスクリーンショットアプリで、撮った画像をSNSに載せやすい見た目に整える需要に目をつけて作られた。

新しい波に対して短期間で初版を出し、その後に段階的な機能追加と価格改定を行うと、成長機会を取り込みやすい。

根拠

-Typing Mindは外部からChatGPTを利用できる仕組みの発表直後に「より使いやすい画面を作れる」と判断し、発表から5日後の2023年3月6日に初版を公開し、その後月額約1,400円($9)から月額約6,000円($39)へ値上げし、会社向け版も用意した。

-2024年1月の紹介ではTyping Mindは平均して毎月約450万円($30,000)ほどの売上で、最大の収益源とされる。

プロダクトがリリース直後は売れるが、話題が落ち着くと売上が止まる。

1リリース前後に制作の進捗や学び、更新を定期的に発信し、継続的に見つけてもらうための露出を作る。
2新規リリースの告知先として、直接届けられる購読者リストを作り、更新情報を継続配信する。
3初期反応が良かった機能や用途に絞って改善し、継続的にアップデートを出して再露出の機会を増やす。

特定の外部プラットフォームや仕様に依存しており、ルール変更で事業が揺れるリスクがある。

1依存している外部要因(API料金、規約、配布経路など)を洗い出し、売上に与える影響度で優先順位を付ける。
2収益源を複数に分散させるため、小さくても利益が出るプロダクトを追加し、合算で生活・事業を支える設計にする。
3外部依存が高いプロダクトは、撤退・売却・代替手段の検討など、選択肢を事前に用意して意思決定を早める。

新しい技術トレンドや市場の波が来たが、機会を逃さずに参入したい。

1波の発生を確認したら、最小機能の初版を短期間で出し、実ユーザーの反応を早期に得る。
2初版公開後は、利用状況や要望に合わせて機能を段階的に追加し、提供価値が増えたタイミングで価格を見直す。
3個人向けだけでなく、組織向けの利用形態も用意し、同一コア機能を別パッケージとして展開できる形にする。

独立やフルタイム化を検討しているが、ゼロの状態で踏み切るのはリスクが高い。

1副業段階で小さく公開し、一定期間の売上や継続利用の手応えを確認してから稼働比率を上げる。
2最初のプロダクトが伸びても単一依存を避け、2〜3本目の利益プロダクトを並行して育てる。
3発信と配布導線を先に整え、新規リリースのたびに届けられる相手が増える運用にする。