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未経験で作ったアプリが5ヶ月で月商200万円。コードの95%はAIが書いた

YouTube10時間前

Summary

元金融トレーダーのDavidは、加工糖への依存という身近で切実な課題に直面し、開発経験がないまま自分でアプリを作り始めた。突破口は、AIコーディングツールでコードの大半を生成し、まず世に出し、ユーザーの反応を見ながら直していけたことだ。さらに、人間心理とデータに基づくオンボーディング、信頼を積み上げる見せ方、低コストの拡散導線を重ねた結果、Stopprは5ヶ月で月間売上14,000ドル超まで伸びた。プロダクトの作り方と伸ばし方を、どの順番で何を決めたのか、具体的な数字とあわせて追える内容だ。

元金融トレーダーのDavid Attiasが、加工糖をやめたい人向けアプリ「Stoppr」を個人で立ち上げ、ローンチから5ヶ月で月間売上14,000ドル超に伸ばした。出発点は「自分も困っている」という切実さだった。

彼はもともと開発者ではない。むしろ「一人で部屋にこもるタイプ」だったと自認している。それでも、砂糖断ちの難しさが広く共感を集めているのを見て、課題の普遍性を確信し、アプリという形で解決に踏み切った。

最初の勝ち筋は、完璧な設計よりまずMVPを出すことだった。StopprのMVPは2週間で形にした。スピードを支えたのがAIで、コードの95%はCursorで生成し、手で書いたのは5%だけだった。

使ったのはCursor、ChatGPT、ClaudeといったAIコーディングツールだ。たとえば砂糖を使わないレシピを提案する機能はClaude 4.5で100%生成したという。彼にとって開発の中心は「自分でコードを書けるか」ではなく「意図を正確に伝え、修正させられるか」になった。

技術の選び方も同じ発想だ。iOSとAndroidを一つのコードベースで動かせるFlutterを採用した。流行りの構成より、作る・直す・出すを繰り返せる体制を先に整えることを優先した。

彼はAIの進化を「指数関数的」と見ている。だからこそ、近い将来はプロンプト一発でアプリを作れるようになると予測する。開発の参入障壁が下がるほど、差がつくのは別の場所になる。

その「別の場所」を彼ははっきり言い切る。技術の構成は本質ではない。ユーザーの問題を解決し、最後に「愛される形」に届いているかがすべてだ。作る力より、刺さる形に整える力が問われる。

Stopprは、ユーザーが砂糖断ちを続けられるように、オンボーディング(アプリ初回起動時の案内画面の流れ)から心理を強く意識した設計になっている。各画面に目的を持たせ、ユーザーが迷わず次の一歩に進めるよう組み立てる。彼は「このオンボーディングは研究対象になるレベルだ」とまで断言する。

機能は多いが、狙いは一貫している。たとえば「パニックボタン」は、砂糖への衝動が抑えられなくなった瞬間に押すボタンだ。押すと約35の行動案が表示され、その中から選ぶだけで衝動のピークをやり過ごせる。何をすべきかをその場で考えずに済む仕組みだ。

改善は感覚でやらない。Mixpanel(分析ツール)で行動データを追い、どこで離脱し、何が効いたかを見ながら直す。心理学的に筋の良い仮説をデータで検証して積み上げるやり方が、継続と収益化につながった。

収益化でも「納得」と「勢い」を両立させる。習慣形成には平均90日かかるという科学的根拠を示し、短期の根性論にしない。さらに複数の課金タイミングや限定割引オファーを組み合わせ、申し込みの背中を押す設計にした。

数字も公開している。無料トライアルのキャンセル率は70%。一方で、無料トライアルから有料への転換率は20%ある。離れていく人が多いことは織り込み済みとし、残る人が納得して続けられる体験に寄せた。

作った後は、広げ方が勝負になる。初期はインフルエンサーに絞り、フォロワー20万人超の2人と組んだ。1ヶ月で計4本の動画を出し、費用は1本150〜200ユーロ。大きく賭けずに反応の良い訴求を探した。

さらに彼が狙うのは、TikTokでの量産体制だ。SoraやSoReel.appを使い、いわゆるTikTokファーム的に動画を作る。「最も安く最も速く、何百万回も再生される」導線として、AI生成コンテンツを組み込んでいる。

Sora Proは月額200ドルと触れているが、ポイントはツールの値段ではない。人手では回らない制作量を、AIで回る仕組みに落とし込む発想だ。プロダクトと同じく、マーケティングも繰り返せる仕組みにすることが鍵になる。

彼の結論はシンプルだ。AIで作る速度が上がるほど、勝負は「何を解くか」と「どう愛される形にするか」に寄っていく。Stopprの伸びは、AIで開発を加速しながら、心理とデータで体験を磨いた積み重ねから生まれた。

次の一手

この話を、あなたのビジネスに移すためのアクション。

  1. 01自分が本気で困っている課題を1つ選びMVPに落とす
  2. 02AIコーディングツールを使い2週間の期限を切ってまず動く版を出す
  3. 03各画面の目的を1行で定義しオンボーディングを作り直す
  4. 04Mixpanel等で離脱点を特定し週次で改善を回す
  5. 05小額のインフルエンサー施策を走らせ反応の良い訴求を探す